優れた専門性と実践的指導力を備えた教師を育成するため、教育課程の概説のみならず、教育学の理論や知見を提供する、「教師のための教育学シリーズ」第11巻。 「子ども」と「教育」と「社会」の相互の関係性に配慮。教育社会学の「流行」を意識した概念を紹介。さまざまな「子ども」と「教育」と「社会」をめぐる問題を整理、検討。啓蒙的な内容から、専門的な知見までを幅広く網羅した。 世界の子育て事情、社会科理論の再検討と、近年の子どもの状況や青年期の問題、教育に関するジェンダー問題、「受験体制」の生成と変容、学習する意義(学習レリヴァンス)の検討。大学の変容と教授・学修のエートス、危機にさらされる教師、生涯学習社会、日本社会における子ども、について、各章において解説、考察を行った。
<執筆者>林寛平、腰越滋、池上徹、村山詩帆、山田美都雄、小西尚之、白旗希実子、山村賢明
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