人類は、分断と災厄を超えて、さらなる高みへと進化する――。
壮大なスケールで描かれるサピエンスの全史。 コロナ禍の暗い時代の前途を照らす知の光明。 現代の困難を乗り越える鍵はここにあった!
伝説の東大講義、遂に成る。
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すべてを進化の相の下に見よ! 物質・生命・脳・宇宙……あらゆるテーマを綜合する立花人間学の集大成。
○すべてを進化の相の下に見よ。人間の現在地をつかみ、未来に備えよ。 ○人類の未来を語るなら、数万年のスケールを視野に入れるべし。 ○進化の矢の尖端は、すでに新しいステージに突入している。 ○来るべき人類は、地球全体をケアするプラネタリーな意識を共有すべし。 ○「広さ・深さ・数・比率・質・運動・関係」の7つの感覚を身につけよ。 ○べき乗でものを考えよ。 ○未来のさらなる進歩を実現するために、必要な準備に汗水を流せ。 ○ローカルな迷いからの抜け出したければ、グローバルな情報をつかめ。 ○新しいものを真に見るために必要なのは、アルゴリズムを変えること。 ○世界の解釈の正しさなしに、世界の変革は不可能である。
[目次] はじめに 第1章 すべてを進化の相の下に見る 第2章 進化の複数のメカニズム 第3章 全体の眺望を得る 第4章 人間の位置をつかむ 第5章 人類進化の歴史 第6章 複雑化の果てに意識は生まれる 第7章 人類の共同思考の始まり 第8章 進化論とキリスト教の「調和」 第9章 「超人間」とは誰か 第10章 「ホモ・プログレッシヴス」が未来を拓く 第11章 終末の切迫と人類の大分岐 第12章 全人類の共同事業 解説 不安な時代の知の羅針盤(緑慎也)
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