やぎのタミエと姉妹は大の仲良しです。タミエは、妹より大きく、ちからも強く、いたずらっ子。良くにげだしては、畑に入ってしまいます。しかし、近頃タミエは元気がありません。のっそりあるいたり、病気? 姉妹は心配です。お父さんから、タミエのお腹の中に赤ちゃんがいることを教えてもらいました。そして姉妹は、出産に立ち合うことに…。いのちの尊さが伝わってきます。
タイトルに惹かれて読みました。
主人公の「わたし」の家族が飼っているヤギのタミエは、とてもお転婆です。
けれども、妊娠出産を機会に、大人になりました。
そして、それを間近で見てきたわたしも、少し成長したようです。
この絵本を読み進めるにつれて、次第次第に出産した頃の自分を思い出しました。
自分は出産後も変わりなかったように思いますが、周りから見た私は、少しは成長したように見えたかしら?
そうであったら良いと思いました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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