日本人はいま、国際社会の一員として、あらゆる面でグローバルな視点がもとめられる。外国人に対して、日本の歴史や文化を紹介する機会も増えてきた。この本では、中学生以上を対象に、「大雑把でもいいから、日本史の全体像を、もういちど知っておきたい」という求めに応じて書き上げられた。日本がどういう国なのかを、物語のようなやさしい言葉でわかりやすく解説する。言語、生活、習俗、歴史、文化などを幅広い視点から眺めるとともに、現代日本が抱える時事的な問題にもアプローチしている。これだけの知識があれば、日本史の概略は理解できたと言える一冊。
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