『プリンキピア』、『種の起原』、『二重らせん』……
タイトルは一度は聞いたことのある科学の名著。 それぞれの書籍は執筆した科学者の業績とともに教科書に載るほど有名なものも多く存在する。
では実際にそれらの本には何が書かれていて、科学者たちはどのように自分の研究のことを書いているのか、までは案外知らないのではないか。本書では科学の一大転換点である16世紀からはじまり、現代へつながる科学史において重要な名著を35冊取り上げ、その内容と書かれた時代背景、刊行後にどのような影響を与えたのかを解説。
案外知らない名著の内容を知るだけでなく、科学の歴史の表舞台とその裏側にあった、科学者たちの人間らしい一面も垣間見える、科学の名著の世界を案内する。
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