フィルムに映っているのは、 今、また繰り返されている惨事――
2010年以降、現在にいたるまでヒトラーやナチスを 題材とした映画が多数制作、公開されています。 本書は、なぜこれほどまでに現代において ヒトラー、ナチスに高い関心が寄せられているのかという疑問に、 1933年のヒトラー独裁政権成立から第二次世界大戦を経て 現在にいたる関連映画作品の系譜を、史実を交えながらたどることで迫るものです。
関連作品の中でも、 ●大脱走 ●サウンド・オブ・ミュージック ●愛と哀しみのボレロ ●シンドラーのリスト ●サラの鍵
など、特筆すべき作品については、その価値と見どころも解説。 ヨーロッパが危機的状況を迎えている今こそ読んでおきたい一冊です。
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