自己意識、教育評価を探究し、教育の本道を求め続けてきた心理学者が、これからの教育を担う人たちに贈る珠玉の教育論。
目次より
プロローグ 自分なりの花を咲かす人に
第T部 1 自己の主(あるじ)になるために 2 〈我の世界〉を生きる力を 3 心の深奥に聴く 4 本物の自信とプライドを 5 健全な自己概念を 6 たくましい個性を 7 社会を生き人生を生きる 8 涵養すべき人間性とは
第U部 1 内面世界へのこだわりを 2 振り返りの習慣づけを 3 豊かな感性を 4 知的な〈渇き〉を 5 学びへの〈促し〉を 6 生涯学習能力の育成を 7 自己のテクノロジーの活用を
第V部 1 基盤となる言葉の力を 2 書き表す力を 3 直感と共感を超えた言語論理教育を 4 概念・根拠・論理へのこだわりを 5 真のアクティブ・ラーニングを 6 対話から自己内対話に 7 開示悟入の授業を
第W部 1 真の道徳性を 2 残酷さと優しさと 3 生命(いのち)の重さの実感を 4 生命(いのち)の教育の主要課題 5 開かれた宗教教育を 6 内的原理の確立を
第X部 1 日本の伝統・文化を学ぶ 2 〈お茶〉に学ぶ 3 〈自然〉を大切に 4 和と慎みを学ぶ 5 空と他力を学ぶ 6 無常だからこそ 7 義人ヨブの只管(しかん)に学ぶ 8 天命を信じて人事を尽くす 9 品格ある日本人の育成を 10 和魂人類才を目指して
エピローグ 育成すべき不易の人間力とは
あとがき
|