海外の最新論文を読破して見えてきた「真実」 〇張作霖爆殺・ソ連犯行説を追う 〇「ゲルニカ神話」の虚妄 〇日本の国際連盟脱退は必要なかった 〇憲法絶対主義が作ったヒトラー政権 〇「日本=戦争犯罪国家」論の根拠 〇スペイン内戦の不都合な真実 〇満州におけるソ連情報機関と日本 〇「欧州共同体」という大いなる幻想
「歴史認識の鎖国状態」を打破せよ! 日本近現代史をめぐる議論が、あまりにも日本中心であること。 前著と同じく、これが本書執筆の動機である。 歴史認識の鎖国状態を打破すべく、日本の来し方に決定的とも言える影響を及ぼした世界政治に関する海外の研究成果を取り入れ、20世紀世界史をめぐる、重要なしかし我が国では見過ごされがちな論点を取り上げる。 日本の行く末を考えるうえで、歴史に学ぶことは重要である。ただし、右であれ左であれ、現在の政治的立場に都合よく過去を利用しようとすれば、それこそ歴史に復讐されるであろう。 (著者のことば)
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