人生の苦しみを見つめ続けた2500年、その歴史を「瞑想」でひもとく
マインドフルネスをはじめ世界中で流行する「瞑想」。その源流にはブッダがおこなった「心と身体の観察」があった。生きる苦悩を乗り越えることを目指したブッダは、瞑想で何を悟ったのか。そこから2500年、仏教はブッダの瞑想をどのように受容・発展させてきたのか。縁起、止観、空、念仏――瞑想を通して各時代ごとの歴史的なつながりを押さえれば、その言葉の意味が驚くほど理解できる。仏教が受け継いできた「自分の心と向き合う方法」を、仏教思想の第一人者とともに探る。
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