森のおくにある、小さなかわいい菓子やさん。テキパキすばやいミント、なんでもきっちりマリー、お菓子博士のデイジー、3びきのねずみたちのお店です。お店には、いつも小さなお客さんたちで大にぎわい。
3びきの夢は、おいしいお菓子でみんなを元気にすること。心をこめて作ります。そんなお店にはある秘密があります。春、夏、秋、冬、年に4回だけ、買ったお菓子と一緒に金色の「ひみつのかぎ」が入っているのです。そのかぎを手に入れたお客さんは、好きなお菓子をなんでも作ってもらえるのです。ハムスターのハムくんは、黄色いお菓子。りすのリスコちゃんは、お姫さま気分になれるお菓子。そしてある時、うさぎのみみちゃんのために大きな大きなバースデーケーキを作ることになり!?
ピンクの棚にピンクの壁。ガラスの瓶やリボンで飾られた色とりどりのお菓子たち。お菓子やさんの場面は、どこを切りとっても夢のようなかわいさ!
「おいしくな〜れ! おいしくな〜れ!」
3びきの気持ちがしっかりと込められたクッキーにゼリーにタルトにマカロン……大人だってうっとり幸せな気持ちでいっぱいになってしまいます。ときめきや憧れを透明水彩で描き出す、作家いしいみえさんの絵本デビュー作品です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
夢みたいなかわいいお菓子がいっぱいで、見ているだけで幸せな気持ちになれる絵本!
森の奥にあるおかしやさんで、なかよしの3匹のねずみが村のみんなを笑顔にするスイーツを作っています。 このお店では、ひみつのカギを手に入れたお客さんは、好きなお菓子を何でも作ってもらえます。チャンスは1年で春、夏、秋、冬の4回だけ。 ある日、ひみつのカギを手にしたうさぎさんの注文で、3匹はみみちゃんのための大きなバースデーケーキを作ることになり…
「おいしくな〜れ!おいしくな〜れ!」 3匹が想いを込めて一生懸命お菓子を作る様子に心があたたまる一冊です。
(読者の声) ・「かわいい〜♪」の連発&何度も「読んで!」と子どもにせがまれました!?想いのこもったお菓子には、笑顔と幸せを届ける力があると思いました。(6歳・小2保護者) ・彩りいっぱいの春、夏、秋、冬のお菓子と、「おいしくな〜れ!」の気持ちが、絵本をひらくみんなを元気にします!(書店員) ・低年齢児も、ページをめくるだけでもわくわくして、じっくり見ながら聞いてくれました。(保育士)
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