死は人生のゴールです。 寿命と健康寿命を単に延ばそうとするのは、ゴールを先送りにすることと同じです。ただそれだけを考えて、自分の死に方についてまったく考えないのは、ゴールから目を背けるようなものです。ゴールを無視したまま、自分の人生を満足に走り続けることができるでしょうか。 自分の死について考えておくことは、著者が提唱する「クオリティ・オブ・デス(QOD=死の質)」すなわち、「本人が理想とする生き方をし、残された家族に後悔の念を与えない亡くなり方をすること」に欠かせないことなのです。
・人生の期限をあらかじめ決めておく ・人生のTo Doリストをつくる ・エンディングノートをつくる ・人生の断捨離を日ごろから心がける ・家族で死について話し合う「人生会議」を開く ・延命治療の「事前指示書」「リビング・ウィル」を書いておく ・最期のときを迎える場所を決めておく etc.
などの具体的なアドバイスも満載の一冊。 あなたも悔いを残さない人生について考え始めませんか?
|