◆日本人の6人に1人は貧困層、世界で7億人超が絶対的貧困…… ◇世界と日本のデータが明かす「見えない貧困」の真実とは? ◆読めば、この国の「幸せのかたち」が見えてくる!
世界第3位のGDPを誇る日本。しかし実際には、 「先進国中ワースト4位の貧困国」であると聞けば、驚くだろうか。
その理由は、日本の貧困は、いわゆる途上国の貧困とされる、 「絶対的貧困」とはまったく形態が異なる「相対的貧困」だから。 貧困という言葉は同じでも、絶対的貧困と相対的貧困は、その性質が大きく異なる。
本書では、途上国の絶対的貧困と、日本の相対的貧困を、 8つの視点から比較することで、現代社会における「本当の貧しさとは何か」を考える。 読めば、貧しさとは何か、希望とは何か、豊かさとは何か――その片鱗が見えてくる一冊。
【本書の内容】 〇日本の児童虐待相談件数は30年で約190倍 〇途上国における「二重の排除」 〇日本でなぜ餓死者が出るのか 〇途上国の「貧困ビジネス」の実態 〇シロとクロに分断された社会は本当に幸せか?
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