体育が不得意な苺。でも両親は苺の個性として温かく見守る。一方、夏実は失敗を許さない親に心が壊されていく。そんな二人の前に不思議な水たまりが現れる。子供たちの抱える問題を、ファンタジーに織り込んだ感動作。
作者の方は元公立学校の校長を経験した青木和雄氏とともに各地区の教育講演会に登壇する、子供の心を語るスペシャリストですね
このお話の主人公苺ちゃんは小学校4年生、本を読むことや空想は得意だけど、運動や算数は大の苦手・・・
でもそんな子供の心をよく理解して励ましてくれる両親のもとで、自分の翼にあった空を見つけ、飛び立つ勇気を出していきます・・・
本の中には親として「ドキッ」とする言葉がいくつが出てきます
それは反省を促したり、勇気を得たり、子育てに声援を掛けてもらえたようで、感動して涙があふれてしまいました
小学校4年生くらいから読めると思いますが、親や先生たちにも読んでもらえたらなぁと感じました (風の秋桜さん 40代・その他の方 男の子17歳、男の子14歳)
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