本書は2005年に発行した『新版 反射望遠鏡光学入門』の復刻版です。
光学系の研究で優れた業績を残した著者が、天文アマチュアや光学技術関係者のために、反射望遠鏡の基本的な原理と技術について、豊富な図面を掲載しながら、一部を除き高校数学程度の力があれば理解できるように解説しています。
前半では反射望遠鏡の歴史、反射望遠鏡の光学入門、反射望遠鏡の種類など、望遠鏡の光学系を学ぶための基礎的な事項を解説。 後半では、反射望遠鏡のレンズ、収差、シュミット・カメラ、マクストフ系望遠鏡、シュミット・カセグレン望遠鏡、リッチークレチァン望遠鏡、巨大望遠鏡・超巨大望遠鏡といったテーマを詳細に解説しています。
これから望遠鏡の光学を学ぼうと思っている天文ファン、学生、技術者にぜひ手に取ってもらいたい内容となっています。
■目次 1 反射望遠鏡が宇宙を開発した 2 反射望遠鏡の一般光学 3 反射望遠鏡の種類 4 鏡材 5 収差とその対策 6 シュミット・カメラ 7 マクストフ系望遠鏡 8 シュミット・カセグレン望遠鏡 9 リッチー・クレチァン望遠鏡 10 巨大望遠鏡、超巨大望遠鏡
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