“ネシャン”北域の森で、少年は謎めいた杖を発見する。青い光を発する杖に五感はとぎすまされ、記憶や感情を伝える力まで強まるようだ・・・。夢と現実、2つの世界で展開される壮大なファンタジー。
神がいて魔法がある世界『ネシャン』に住むヨナタンと、車椅子に乗って寄宿学校に通うジョナサンの2人の少年の物語。
『果てしない物語』や『ハリー・ポッター』程の壮大さは感じないけれど、わかりやすい文章なので、低学年から大人まで楽しめると思います。
伝説の杖を持って、冒険の旅に出るヨナタンの物語も楽しいのですが、私はどちらかと言うと、先生と理論で戦うジョナサンの物語を読むほうが楽しみかも。
まったく異なった2人の少年が、夢の世界からどう繋がっていくのか、続きが楽しみです。 (ぽにょさん 30代・ママ 女の子3歳)
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