情報伝達手段としての通信技術の発展がいかに社会に影響を与え、いかに世界の歴史を動かしたか、実際に情報通信に関わった「見えない労働者」について、そして国策的要請から重要視された「画像送信」という技術について見ていく。情報通信の便利な側面の裏にはプロパガンダなどの負の側面があることを歴史は教えてくれる。情報過多社会といっても良い現代社会で、どのように情報や通信技術と向き合っていくべきか、講演を通して考える。
--------------------------------------------- 〈編者〉 石橋 悠人 (中央大学文学部教授) 石井 香江 (同志社大学グローバル地域文化学部教授) 貴志 俊彦 (京都大学東南アジア地域研究研究所教授、東京大学大学院情報学環客員教授)
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