ティーパーティーに行く途中、道端に倒れていたペンギンを助けた、ちび魔女のルーナ。そのペンギンの名前はセミまるといって、百人一首の名人でした。そこへ、なにやら怪しげな雲が現れて、やってきたのはなんと……、小野小町!? 小町はセミまるがもっている百人一首を入れる美しい箱を見たとたん、騒ぎ出します。セミまるの家に代々伝わる家宝というその箱は、じつは小町の大切なものだというのです。ふたりの主張は食い違い、どちらが箱の持ち主か、百人一首で決着をつけることに。ルイくんやミチルちゃんたちが見まもる中、バチバチの百人一首バトルがいま、始まります! 読書が苦手な子どもたちからも絶大な支持を得ている「おばけマンションシリーズ」の第42巻目。百人一首と坊主めくりの遊び方解説も入って、読めばやりたくなること間違いなしです!
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