岩手県二戸市。だれもいない山奥で、豆腐を作り続ける、ミナおばあさん。目の不自由な彼女が、90歳をこえ、手で動かす道具だけで作り続けた、豆腐の味。その日々の姿と声を伝えます。16年に渡る取材から生まれた写真絵本。
表紙の写真に惹かれ、手に取りました。
90歳のミナさんによる豆腐作りを丁寧に追った写真絵本です。
早朝からひき石で大豆をすりつぶし、沸かして豆乳を絞って……。その丁寧な作業によって作り出される24丁のお豆腐は、神々しく見えました。
また、ミナさんがこの豆腐屋を始めたのは70歳からとのこと。働くことの尊さも感じることのできる作品です。
今度、高学年への読み聞かせで読んでみようかなと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子14歳)
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