ナスカの地上絵、イースター島の巨石像、ノアの箱舟、日本のピラミッドなどをドラえもんたちと探検する人気シリーズ第10巻。未知のものに興味を抱き、解明する態度が身につく構成。
ドラえもんの探検シリーズは、5歳になって一人で読み始め、
すべて読み切りました。
漫画と説明が交互に繰り返される構成です。
この「世界のふしぎ」は、
ピラミッド、ナスカの地上絵、イースター島の巨石像、
ノアの箱舟、UFO、宇宙人、ストーンヘッジなどを
ドラえもんと旅をしながらまわります。
ピラミッドは、なぜ、なんのために作られたのか。
イースター島の巨石像は、なぜ、なんのために作られたのか。
宇宙人ってほんとにいるのか。
などなど、大人からするとちょっと懐かしいものばかりですが、
5歳の息子にとっては、すべてが初めて見聞きすることばかり。
興味を惹かれたようです。
未知のものに惹かれる気持ち、子どもらしくって見ていて楽しい。
そして、未知のものを解明しようとする探求心を、
ずっと持ち続けてほしいものです。
かの糸川英夫氏(飛行機やロケットの開発者)の伝記に、
新しく初めて勉強するものは、
まずは漫画を読むとありました。
概念をつかんでおくことで、難しい勉強にもすんなりと入っていけると。
この探検シリーズはそういった意味でオススメです。
一点残念なのが、発行が90年代だったこと。
1999年に地球は滅亡するのか!?
ノストラダムスの予言はいかに!?
みたいなテーマがそのまま残されていました。
改定版が出るとなおよいと思います。
素朴な疑問として、
ドラえもんならタイムマシンで、
ピラミッド建築時の様子を見に行けるのに、と思ってしまった。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子5歳)
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