本のように借りることができる図書館のぬいぐるみ〈ブック・フレンド〉になったネズミのマルコ・ポーロは、まだ誰にも貸し出されたことがありません。図書館の外で冒険がしたいと夢見ています。 ある日、初めて友だちの家でのお泊まり会に参加する男の子、セスに借りられます。 セスは、家ではいつもウサギのぬいぐるみのピョンコと一緒に寝ていますが、友だちにそのことを知られたくないので、ピョンコを持っていくことはできません。でも、初めてのお泊り会は少し心配です。 そこで、寝袋に隠せるほどの大きさの、小さなマスコットのネズミのマルコ・ポーロを借りて、お泊り会に一緒に持っていくことにしたのです。 セスと、マルコ・ポーロの思いがけない冒険が始まります。
挿絵が多く、漢字はすべてふりがなつきで、小学校低学年のお子様にも読みやすい、絵本のつぎに読みたい1冊です。
〇ひとり読みの練習にも。 〇読み聞かせにも。 〇子どもの想像力を育む。 〇自己肯定感を高める。 〇自己開示の大切さがわかる。
目次: 第1章 ネズミの マルコ・ポーロ 第2章 ブック・フレンドに なる 第3章 はじめての ぼうけんへ! 第4章 友だちの 家 第5章 たんじょう日パーティーの 夜 第6章 ネコの チューリップ 第7章 かいぶつだ! 第8章 いっしょに にげよう 第9章 マルコ・ポーロは どこ? 第10章 ぼうけんが おわって 第11章 いちばん すばらしいこと
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