赤ちゃんを見失い、慌てて探した人間のお母さんと羊のお母さん。 見つかったのは、それぞれ別の赤ちゃんでした。しばらく、その赤ちゃんの面倒をみた二人。 無事、わが子が見つかり、元の生活に戻ったときに、感じたものは……。
オドリオゾーラの絵に興味をひかれて、読んでみました。
幻想的な絵とあいまって、すぐにお話にひきこまれました。
人間と羊。全くちがう生き物だけれど、どちらも母の愛情の深さは同じ。
そして、自分の子どもでなくとも、愛情をそそぎ、はなれてからもさみしく思う場面が心にのこります。
あたたかい気持ちになる絵本でした。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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