長い冬が終わり、春が来た。働く車たちがやってきたのは農場です。
「よく きたね! さあ、はじめよう!」
お出迎えしてくれたのは、緑のトラクターたち。春の農場は忙しいのです。畑を耕し、種をまき。夏になれば作物たちも大きくなっていき、やがて取り入れの季節です。さらに動物たちのために大きな小屋を建て、冬になれば積もった雪も片づける。春夏秋冬、働く車たちは大活躍!
大人気「おやすみ、はたらくくるまたち」シリーズの最新刊は、農場を舞台に食物を育て収穫する営みが描かれます。豊かな自然の中で力を合わせ、それぞれの役割をしっかり果たしていく働く車たちを見ていると、作り上げる楽しさや働く喜びがしっかりと伝わってきます。
生活のあらゆる場所で活躍している働く車たち。昼間の頼もしい姿をたっぷりと味わったあとは、お約束の夜の時間。みんな本当におつかれさま。しーっ……。
「ゆっくり おやすみ!」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「おやすみ、はたらくくるまたち」シリーズ最新刊!!
働く車たちが農場にやってきた。農場ではトラクターたちがお出迎え。さあ、いっしょに働こう! 車たちは、力を合わせて動物の小屋を建て、畑を耕し、種をまき、作物を取り入れる。春夏秋冬、いきいきと働く車たちが、作り上げる楽しさや自然の豊かさを伝えます。そして、働いたあとの安らぎも……
担当編集者より はたらくくるまたちシリーズを並べてみると、生活のあらゆる場所で、働く車たちが活躍していることがわかります。今回の舞台、農場では、食物を育て収穫する営みが描かれています。絵本を楽しみながら、社会の仕組みも見えてくる。そんなシリーズの最新刊です。
『おやすみ、はたらくくるまたち』は息子が小さい頃大好きだった絵本で、それ以来、このシリーズを追いかけ、新しい本が出るたびに読んできました。
今回も、まだまだ新刊が出てる!とうれしくなり、手に取ってみました。
大きな農場の畑の仕事には、なるほどたくさんのはたらくくるまたちがいます。
実際に見る機会はなくても、そういえば、海外の映画などで見たことがあります。
春夏秋冬、季節を巡るつくりになっていて、読み応えがありました。ラストの春を待つ雪のシーンが、今の時期と重なって良かったです。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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