7歳以上の若い読者を対象に、ジョットからゴッホまで、ルネサンスから19世紀の後期印象派まで、さまざまな時代の西洋美術を築いた20人の大芸術家をとりあげて、彼らの傑作や、制作にまつわる愉快な話をわかりやすく解説します。
紹介している画家は、ジョット、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アルブレヒト・デューラー、 ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、ハンス・ホルバイン(子)、エル・グレコ、 カラヴァッジョ、アルテミジア・ジェンティレスキ、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ、 ディエゴ・ベラスケス、レンブラント、フランシスコ・デ・ゴヤ、ジャック=ルイ・ダヴィッド、J.M.W.ターナー、ヴジェーヌ・ドラクロワ、エドゥアール・マネ、クロード・モネ、 フィンセント・ファン・ゴッホ。 いずれも西洋美術史にとっては非常に重要な位置と画風を占める人ばかりです。
「知ってる?」では、芸術家の生涯にまつわるこぼれ話を紹介。 「もっと知りたいときは?」では、役に立つウェブサイトのアドレスを掲載。 「やってみない?」では、自分で作るときのヒントを紹介。 100点以上のカラー図版を含み、巻末には芸術家の略年表、収録作品の所蔵先リスト、 美術用語の解説を収録。完全なデータに基づく図版資料です!
私自身が西洋美術好きで、家にはいろんな画家の画集があったりして、子どもも折に触れてそれらを眺めて楽しんだりはしているのですが。
体系的に西洋美術を俯瞰できるような本があればいいな、と思っているところに、この本を見つけました。
1300年代、宗教画で有名なジョットに始まり、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、レンブラント・・・そして最後はゴッホ。
西洋画の巨匠たち20人の代表作とそれにまつわるエピソードを中心に、それぞれの画家の生涯がまとめられています。
カラーの絵の写真がふんだんに収められているのですが、その絵に添えられている説明も、よくある画集のように堅苦しい説明ではなく、肩のこらない、画家たちの普段の生活ぶりや考え方がよく伝わってくる楽しい文章で読みやすいです。
対象年齢は小学校高学年〜、くらいな感じでしょうか。
タイトルは「子どものうちから・・」となっていますが、大人の方にもとてもお勧めできる本です。
漢字も普通に使われていて振り仮名もないので、6歳の息子が自分で読むにはまだ早いですが、いずれぜひしっかり読んでもらいたいと思います。
私は図書館で借りて読んだのですが、長く手元に置いておきたいので、これは購入したいなと思います。 (あんれいさん 40代・ママ 男の子6歳)
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