黒いマントに黒いぼうしの、こわーい泥棒三人組のおはなし。 三人組は次々と馬車を襲い、奪った財宝をかくれがにため込みます。 ある夜、三人組が襲った馬車に乗っていたのは、みなしごのティファニーちゃんだけ。いじわるなおばさんに引き取られるならこの三人組の方がおもしろそう!とかくれがに行きます。宝の山を見てティファニーちゃんがいいます。「これ、どうするの?」 ここからおはなしは意外な方向へ。なんとも素敵なハッピーエンドが待っています。 (翻訳作品より転載)
おはなしの前半部分は不気味さが強調されています。それだけに後半部分はわくわくして心が温まります。 おそろしい泥棒たちが孤児を救うという、風刺が効いた作品ですが、作者のアンゲラーが娘さんに捧げた作品だそうです。 (翻訳作品より転載)
>洋書:ペーパーバック版について こちらはペーパバック版(ぺらぺらの表紙)なので、お求めやすい価格です。 しかもファンにはたまらない点がひとつあるのです・・・。 なんと1場面のイラストがまったく違うのです。これはお宝かも・・・。
年中の男の子に読みました。導入部分で三人それぞれが使う道具が紹介されるのですが、ここを面白く読むと子供もぐっと話の中に入っていく感じでした。何度も読んでとせがまれた本です。 (トッリッチさん 40代・パパ 男の子5歳、男の子3歳)
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