この本は、詩と俳句と短歌166篇からなる詩歌のアンソロジー。心も頭も柔軟な小学生が声にだして読み、まるごと暗唱できるように作られています。詩の世界が満喫できる一冊。
息子が、2歳の頃に購入しました。
お休み前に、絵本の後に詩歌も聞かせたいと思い選んでいて出会った本です。
子ども向けと言うことで、茨木のり子・大岡信・川崎洋・岸田衿子・谷川俊太郎・工藤直子などなど諸先生の作品や、金子みすゞ・佐藤春夫・中原中也・犀星・朔太郎等々、数え切れません。
さらに、俳句・短歌も満載です。
意味がわからずとも、楽しい言葉の響きを聞かせたい、楽しみたいと毎夜一つ読みました。
お気に入りは、タイトルに一文が使われている『たんぽぽ』や『鰈』などです。
小学1年の夏休みの自由研究は、『ぼくのすきな歌』と言うタイトルで、この本の中から選び写し、彼なりのイメージの貼り絵や押し絵をして、一冊の撰詩集を作りました。
私が、お話し会に参加するようになって、絵本の前に必ず一つ詩を読みますので、大変活躍しています。
いくつになっても楽しめる詩歌集だと思います。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
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