行け！ シュバットマン

主人公・直也の母さんは、正義のヒーロー「シュバットマン」を演じるスーツアクター。
それを栄養料理で支えるのが、小さなレストランをやってる父さん。
２人の熱い熱い日々に押されぎみの直也ですが、クラスの美女エリカをめぐって“オトコの闘い”を決意します。
でも恋敵のげんってやつは、すっごくカッコいい。張り合うつもりがいつのまにか引き寄せられて、直也はげんと
人の生き方について語り合ったりするようになります。　悩んだり傷ついたり落ちこんだり、男の子の人生タイヘンです。
村中李衣の“ちょっとセンチな８ビート”の物語に、“ウルトラマン世代”堀川真の挿絵が絶妙なハーモニーを奏でます。
※小学中学年向け読み物「ものがたりの遊歩道」創作第４作目です。