小学校に入学したら、はずかしがりやで、勉強や着がえがうまくできない、たっくんっていう友だちができた。 先生やおかあさんから、たよりにされるんだけど、たいへんなんだ。
発達障害の友だちをもつ主人公の純粋な心が、ほほえましく伝わってきます。 友だちを大切に想う気持ちはとても大事なんだと、読者は気づくでしょう。 山本祐司さんの描く素朴な子どもの表情が、作品に深みを与えています。(佼成出版社HP「編集部からのおすすめ」より)
主人公かずくんが友達になった たっくん。
たっくんは、着替えもおそいし、ダンスも出来ない。
かずくんは頼りにされっぱなしでしたね。
頼られることは嬉しいですが、負担に感じることもあるでしょう。
かずくんも、たっくんと離れたくなる気持ちがありました。
でも、そんな気持ちを乗り越えた二人の絆は、本当に強いものだと思います。
本の中では、はっきりと「障害」と書かれてはいませんが、大人は「もしかして・・・」と察することでしょう。
でも、きっと子供にとっては「ちょっと手のかかる友達」と見えるのかもしれませんね。かずくんのように。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳、)
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