まこちゃんが道ばたで拾った、きれいな鉛筆のようなものを、机の上でながめていると、中から小さな宇宙人が出てきて話しかけます。
おなじみの佐藤さとるさんの作品で、絵は村上勉さんです。3歳の子供でもとても楽しめる話の長さになっています。不思議な小さなロケットを拾った男の子が、中に小人が乗っている事に気付き、話し掛けます。小人は自分の星に戻りたくて、男の子に助けを求めます。
星の名前がいくつか出てきたりして、宇宙に興味を持つ男の子にはぴったり。子供は、男の子が理由は内緒にして、おかあさんにお砂糖をちょうだい。と言って小人にあげるところなどにも共感するようです。何回も読んであげているうちに覚えてしまい、字が読めなくてもページをめくりながら自分でお話をするようになりました。 (りょんさん 30代・ママ 男の子3歳、男の子0歳)
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