いつもの一本道に突然あらわれた階段をあがっていくと、とちゅうで金魚屋さんに出会って、赤い金魚を買って、しばらく行くと、おおきなつるつるのすべり台があらわれて、なんとかてっぺんまでのぼって、空に金魚をかえしてあげて、明日も天気!
いつも歩く道が少し変わっていただけで、ワクワクすることがありませんか。
この絵本では、少し変わるどころではありません。
いつもの道に、急に長い長い階段が出来ていて、それをのぼっていきます。
途中、金魚をもらうところは「なんで金魚?」と思いましたが、ぼくが金魚を離した瞬間、金魚がいっぱいになって、それが夕焼け空になります。
自分が夕焼け空を作るなんて、想像もできません。
現実からかけ離れているけど、夢いっぱいで、なぜか何度も見てしまう絵本です。 (こにゃららんさん 20代・せんせい )
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