マドレーヌの生みの親ベーメルマンスの読み物です。 絵本になる前のマドレーヌが登場している貴重な一冊。 1937年ニューベリー賞オナーブック、日本初翻訳。
屋根の上に金色のバスケットの飾りがついたホテル。 セレステとメリサンド、ふたりの女の子は、お父さんに連れられてベルギーの古都ブルージュにあるこの小さな古いホテルにやってきました。 ホテルで働く人たちも街の様子も、ふたりにとってはめずらしくて楽しいことばかり。 ホテルのオーナーの息子ヤンとはすぐに親しくなり、好奇心にとんだ子どもたち三人は次々と小さな騒動を巻き起こします。 茶目っ気たっぷりの子どもたちがなんとも楽しい読み物。 のちに絵本となるマドレーヌとの出会いも織り込まれています。 小学校中学年から
絵本「マドレーヌシリーズ」は、親子で大好きで制覇するほど幼児期から読んできたので、こちらの本も大変興味深く思いました!
確かに、ホテルって子供たちにとってはどこか非日常でわくわくする場所ですよね。
楽しくて心が明るくなる本にも思いました。
こんな世の中だからこそ、こういう本もいいですね!!! (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
|