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私の、いちばん。待望の21世紀版、ムーミン文庫!新解説『ムーミン谷の魅力』つき。 ジャスミンの香りにつつまれた六月の美しいムーミン谷をおそった火山の噴火。大水がおしよせてきて、 ムーミン一家や動物たちは流され、ちょうど流れてきた劇場に移り住むことにした。 ところが、劇場を知らないみんなが劇をはじめることになって……。 国際アンデルセン大賞受賞作家の楽しいファンタジー。
シリーズの中でも、特にドラマチックな一冊ではないかと思います。
火山の噴火、地震、津波、、、天災に襲われたムーミン谷。
どんなときにも、あわてず騒がず、みんなの食事を作り続けるママが
やっぱり素晴らしいです。
流れてきた劇場に住んでいる一家と数人の人たち。
もともと劇場にいたのはフィリフヨンカのおばさんのエンマで、
ものすごく個性的な人。
別の場所ではスナフキンが騒動を起こします。
いつもクールな印象のスナフキンの違った面にちょっと驚きます。
それでちっちゃい子24人のパパになってしまって大変(笑)
小さくてシャイなヘムルの女の子がかわいいです。
ムーミンとスノークのお嬢さんはずっと一緒にいます。
たくさんの種類の人が登場する一冊ですが、
みんなの気持ちがていねいに描かれていて面白く読めます。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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