私もボランティア活動をしていますので何ともドキッとさせられるタイトルです。
先日、田中優さんの講演会をお聞きする機会がありました。わかりやすくまたユーモアも交えて熱意のあるお話が聞けました。
その時にもこの本のことも少し出ていて興味を持ったわけです。
ボランティア活動の多くは善意から始まっていますが、その善意が独りよがりであると、喜ばれないばかりか弊害を招くことがあります。
どんな活動も同じかもしれませんが、根底がその人なりの善意であることが何とも厄介なことがあります。
仕事と違っていつからでも始められるし、身近なことから始められることも多い。
それだけに、ボランティアをする側のあり方は常に問われるわけですし、やっている側は心しなくてはいけないと思うのです。
「14歳の世渡り術」として出版されて中学生から大人までを対象としていますが、
自分の普段のあり方というのは、自分だけを見つめていてもなかなかわからないものです。
本を読んで改めて問い直してみる時に、また今後ボランティアを始めようとされている方には始める前に読んでおきたい本だと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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