あらしのあと、難破した船に乗っていた人が、浜べに横たわったりしているのです。トビーは、桟橋の柱に動くものを見つけ、「だれ?」と、声をかけました。その時から、トビーの運命が大きく変わったのです。
孤児の少年トビーはグランドホテルのハリスにこき使われる日々をすごしていました
ある日桟橋の下で人魚の少女と出会い、大きくトビーの人生が変わっていきます
最初の洗濯物が飛んでいってしまうプロローグから、言葉の言い回しでどんどんお話に引き込まれていく流れがあり、一気に読んでみたくなる内容です
人魚はこの物語では大きなキーワードなのですが、今までの概念とは違う感触が読んでいて楽しいです
最後までハラハラするのですが期待通りのハッピーな方向へ進んでくれるので満足できると思います
小学校高学年にお勧めです (風の秋桜さん 40代・その他の方 男の子、男の子)
|