関西盲導犬協会の新しい仲間になった白い子猫、サスケ。猫が犬と仲良くなれるのだろうかと、 職員は心配します。しかし、サスケはたくさんの訓練犬と友達になってゆきます。ユーザーさんと 息が合わない、新人の訓練犬。優秀なのに、不治の病にかかってしまった訓練犬。 いろいろな犬の中に、「クイール」という、出戻りの盲導犬もいました。サスケはクイールを励まし、 深い絆で結ばれますが、悲しい別れが……。一匹の猫と訓練犬たちの、本当にあった感動のお話です。
盲導犬訓練センターに住んでいた猫のお話という点に興味を持って読みました。
盲導犬たちと一緒に暮らす“ケネルキャット”の存在も、この本で初めて知りました。
映画などで有名になった盲導犬クイールと同じ時期に過ごしたそうです。
猫目線、犬目線でも書かれており、小さいお子さんでも読みやすいと思います。
ノンフィクションと創作童話の中間といった感じで、初めてノンフィクションを読むお子さんにもおすすめです。 (ぱっぽとぴっぴさん 40代・その他の方 )
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