大きな木の根元の小さな扉、のねずみチューチュさんの家です。 父さんねずみのトト・チューチュさん、 母さんねずみのカカ・チューチュさん。 それから・・・ 100ぴきの子どもたち!! そう、チューチュさん一家は 102ひきなんです。キャー、想像をはるかに越えた大家族。 でもね、100ぴきの子どもたちみんなにはそれぞれ可愛い名前があるんですよ。ちゃんと全員分紹介してくれているんです。 (それぞれの名前を確認するだけで、一大イベントになってしまいそうですね。) そして、やっぱり元気でいたずらっ子が100ぴきもいる部屋の中は壮観。 朝ごはんの支度は、お父さんがカップにミルクをそそぎます。 大きなカップに1ぱい。 中くらいのカップに1ぱい。 そして小さなカップに100ぱい! お母さんはパンにジャムをぬります。 大きなパンが1まい 中くらいのパンが1まい、そして・・・。 ああ、なんて大変。これでは2〜3人の子どもたちでヒーヒー言っている場合じゃなくなってきますね。 その上、今日は100ぴき全員を連れてイチゴつみに行くんですって!! どうなっちゃうの? 後は読んでからのお楽しみ。一つ言えるのは、トト父さんとカカ母さんの子どもたちへの愛情の大きさはとてつもないってこと、かな。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねずみのチューチュさん一家は102ひきの大家族。きょうはおばあさんの畑でイチゴ摘み。みんなで初めてのお出かけです。子ねずみたちは大はしゃぎ。でも、ねこのカブには気をつけて! 気持ちがほっこりする楽しい絵本。
書店でみかけて、目が釘付けになりました。
何しろ、ほとんどのページに
ねずみが100匹くらい出てきて、
しかも名前もあって、それぞれに区別されている!
描くのに苦労されただろうな〜、
でも、子どもたちは喜びそう!って
思いました。
ネズミたちの表情もかわいらしくて、
これからの秋の夜長、オヤスミ前に
読むのにぴったりだと思います! (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )
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