ルル ララ ルラル むかしむかし、海の向こうの遠い国のおはなし。森の野原にたちこめる不思議な霧をそよ風がそっとなでると、やまぶき色の長い巻き毛も可憐な、ぱっちりおめめに林檎ほっぺのとても愛らしい女の子が生まれました。彼女は、森の妖精アマールカ。ダンスが上手で、やさしくて勇敢。困っている動物や人間がいたら放っておけません。森の妖精の知恵と魔法を使い、時に厳しくやさしくそしてユーモアたっぷりに悪者たちを懲らしてめくれるのです。
記念すべき「アマールカ絵本」シリーズ第一作目は、森番に襲われていた子ジカを助けるアマールカのおはなし。アマールカならではの可愛らしい魔法で、森番をこてんぱんにやっつけちゃいます!
1970年代から続くチェコの子どもたちの習慣、おやすみアニメ「ヴェチェル二ーチェク」として愛されてきた「アマールカ」。ほのぼのとのんびり優しいのに、なぜかちょっぴり毒もある一風変わったストーリー展開も魅力の一つ。気づけば、あなたもアマールカにすっかり夢中になっているはず。 日本語版の絵本は、キュートなアマールカと個性あふれるキャラクターたちが紡ぐ愉快な物語をそのままに、敢えてオリジナルのアニメーションの中から絵を選んで構成しています。「ルル ララ ルラル」、「ド・ミ・ソ!レ・ファ・ラ!」など本作を翻訳された甲斐みのり(かい みのり)さんの心地よい言葉選びも光ります。シリーズを通して1冊ごと異なるパステルカラーの背表紙と手のひらサイズの大きさもかわいらしいので集めたくなりますね。 夜寝る前に読めば親子でゆったりとした時間を過ごせそう。よみきかせの定番に加えてみてはいかがでしょうか。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
森の妖精『アマールカ』の絵本シリーズ第1弾。 とある森の中、突然現れた霧をそよ風がなでると、長い巻き毛の女の子が現れました。 彼女は自分を森の精アマールカと名付けます。正義感の強いアマールカは、森番に襲われた子ジカを助けるため、 銃をもった森番に勇敢にたちむかいます。
4歳幼稚園年少さんの娘と一緒に読みました。
娘は可愛らしいアマールカに釘付けでよく見入って聞き入っていました!
森の動物達を撃つ森番(人間),この世界は人間中心ではないことを改めて感じさせてくれる絵本でもありました。
まるでアニメでも見ているような絵で楽しかったです。
女の子にぴったりの絵本ですね! (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
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