昔々、願いを三つ叶えてくれる泥人形がありました。それを手にした悪党二人。化け物になるようお願いして、おそろしい姿に変身!さあさあ、悪行三昧の始まりです。
図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。
願い事を3つだけ叶えてくれるという不思議な人形、どどのろう。
ある日、その人形を拾った文治と長兵衛は悪だくみをしますが…。
むかしむかし、勧善懲悪のお話です。
我が家の次女が、こばやしゆかこさんの描く絵の雰囲気が好きなので借りてきましたが、
最初、もしかしたら化け物の絵を怖がるかな?とも思いましたが、
全然怖がりませんでした(笑)。
むしろとても気に入り、何度も何度も読みました。
長女も、「面白かった」と言っていました。
「おいはぎ」や「おしこみ」など、普段使わない言葉も出てきますが、
昔の話、ということであまり違和感も持たずに読み聞かせできると思います。
「化け物」の絵を怖がるお子さんもいるかもしれませんが、
随所にこばやしゆかこさんの遊び心も垣間見れて、
大人はくすっと笑ってしまいました。
勧善懲悪、わかりやすいお話で5〜6歳くらいのお子さんからお勧めです。
いつも読んでるお話と、ちょっと違う雰囲気の語り口で、
子供にも新鮮だったようですよ(^^)。 (ゆりわんちゃんさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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