単細胞生物の粘菌モジホコリが、迷路を解き、電車の路線図をつくります。でもどうやって? 著者の中垣俊之さんは、これらの研究により、「人びとを笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である、イグノーベル賞を、2度も受賞しました。単細胞で、かしこい粘菌の知られざる能力があきらかになります。
粘菌は不思議ないきもの、というのは知っていましたが、どんなものかはわからなかったので楽しみでした。
粘菌の不思議さに、ページをめくるたびにびっくりしました。単細胞だから脳はないのに、人間のような動きをする。粘菌を調べると、人間の源がわかるかもしれないそうです。
子どもは、森とか公園で粘菌を見つけて、さわってみたいと言っていました。
(どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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