絵本作家・香山彬子と、漫画家・佃公彦がおくる“忘れられない名作児童書”が、45年ぶりに復刊!
各所で「生涯忘れられない児童書 BEST10」に入ると評され、たくさんの復刊希望投票をいただいた『金色のライオン』が、 熱い想いにお応えして、ついに帰ってきます! 表紙も文字も、昔のままの懐かしい姿で完全復刻。 ホップの香り・黄金色の大地を舞台に、子どもたちとライオンの友情と別れを描いた「せつない気持ち」を教えてくれる名作童話。 昔、子どもだった人も、今の子どもたちにも、おススメの1冊です。
▼内容 リンタ少年は、家の裏のライ麦畑で人間の言葉を話す金色のたてがみのライオンに出会います。 リンタの家はビスクという飲み物の工場で、ライオンはそのビスクの大ファンだったのです。 リンタとライオンは仲良くなり、楽しい時間を過ごしますが、やがてライオンには猛獣に戻るべき時がやってきます。猛獣としてアフリカに戻ることが、本当は自然なことなのですから。 そして、ついにお別れの時が来て…。
キリキム博士の薬を飲んで人間と話をしたり、読み書きしたり、人間の食べ物を食べるようになったりになったライオンのお話。
そんなライオンに出会ったリンタですが周りの人は信じてくれません。ライオンがそこら辺にいることもそうですが、そんな人間のようなライオンならなおさらですよね。とりわけ大人が信じないのはわかります。私もそうだろうなー。
「ひとりが、ひとりにしんせつをすると、その人がまた、だれかにしんせつをおくるよ〜」とこのライオンくん、いいこと言ってくれます。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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