栃木の日光東照宮で、大地震で避難してきた女の子にであった一郎太は、被災した子どもたちをはげますために、ふくろうのゴンザエモンにのって仙台にでかけます。 そして、仙台の子どもたちと、しっかり手をつないで、歌をうたいます。 ♪手をつなごう! どんなにつらいときでも みんなで手をつなげば あかるいあしたが きっと やってくる! 手をつないでうたっていると不思議と楽しくなってくるのです。 そして、ぐんぐん生きる勇気がわいてくるのです!
このお話はみなさんの記憶にもまだ新しい東北地方の津波のお話でした。うちの子の記憶にもまだ新しく、「みんなのお家はもう治ったの?」とか、この絵本を通して震災にあわれた人たちを心配していました。みんなの心から少しずつ薄れて行ってしまっているような気もして、私はこの絵本を読んで改めて、復興をお祈りしています。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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