菩薩が行うべき六つの実践徳目の1つとされる「布施」の気持ちが篤いウサギを試そうと、帝釈天がバラモン僧の姿で現れます。そしてウサギの強い気持ちにうたれた帝釈天が、つきにウサギの絵を描き、ウサギの気持ちを忘れないようにした絵本です。この絵本を通じて子どもたちに、自分の身を犠牲にしてまでも、布施の心を貫いたウサギの気持ちを感じてもらいたいと思います。そして約束を守ること、いのちをたいせつにすることをみんなで話し合ってください。
困っている他者をどれだけ助けることができるのか試すため、僧の姿になって森にきた定釈天。
他の動物たちはいろんなものが用意できたのですが、うさぎは何も見つけられずに、自ら焼いて食べてくださいと、火に飛び込みます。
これはインドの昔話。優しく幻想的なイラストがとても印象的でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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