もう逃げない。マジになる。自分だけの“モチーフ”をやっと見つけたから。
似顔絵は上手だが、サッカーはあまりうまくない木島悟。イラストレーター兼漫画家の叔父の世話が唯一の楽しみで、あとはイヤなことばかりの村田みのり。自分の居場所を失いかけていた二人の高校生が発見した、息づまる世界のなかの大きな「好き」……舞台は鎌倉。こころに真っ直ぐ突き射さる、著者会心の恋愛グラフィティ。
高校の同級生、木島悟と村田みのりの2人が主人公です。
2人の各々の過去から始まり、現在へとお話が続きます。
男の子の気持ち、女の子の気持ち、双方が語られているのでわかりやすいと思いました。
少し言葉が乱れたりするのが気になりましたが、高校生の1人称ですとこういうものかもしれませんね。
恋愛に潔癖な感じの理想を持っている人にとっては、もしかしたら苦手に思う人がいるかも?
甘酸っぱい青春物語でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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