森のはずれで遊んでいた子リスたちは、ゆうだちに追われて岩のかげに。そこに見知らぬうさぎもかけ込んでくる。暑い夏の日、ゆうだちで蘇る自然が美しい。
14ひきシリーズで大好きな、いわむら先生作のお話です。
主役はこりすのぱろ・ぴこ・ぽろで、夏の暑い日に外で遊んでいる時に夕立に遭い、雨宿りに駆け込んだ穴で、ねずみ、うさぎと一緒に一時を過ごした後、雨上がりの澄んだ空の下で、仲良く、皆と遊ぶ、という内容です。
夕立前後の空の様子、雨が激しくなっていく移り変わり、穴の中で、雷に照らし出された、皆の怖がっている状態など、とても丁寧に、また可愛らしく描かれていて、絵を観ているだけでも楽しくなります。
雨上がりに、草についた滴が光っているのが、綺麗です。 (あゆりママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳)
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