児童文学界に大きな足跡を残した大石真さんとその次男の夏也さんが執筆、新聞雑誌の挿絵や数々の絵本や書籍の装丁に多く携わった画家、村上豊さんが挿絵を描いた児童文学に残る名作。人間社会と動物との関係、教師と子ども、そして学びとは? 多くの今日的テーマを含んだ作品は、今こそ読まれるべき価値にあふれています。
昭和のような雰囲気のあるイラストがどこか懐かしく感じられます。ある日山のふもとの小学校にクマの子がやってきて、学校に入れてほしいと頼みます。このクマの子はとても優秀なのです。クマの子から動物の学校の方がもっと難しいことを勉強していると聞いたてんぐ先生はいてもたっても居られず、動物の学校へ・・。想像力豊かに広がるストーリー展開です。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
|