やさしいながらもはっきりした色合い路、わかりやすい動物のイラストに、初めから娘は釘付けでした。
ありさんが散歩しているのは、なかなかユニークで特徴的な道のりで、実は動物さんの身体の一部!
子供は楽しみながら、動物の特徴を覚えますし、タイトルにもなっている「ね、すてきでしょ!」が繰り返されるので、すぐに耳で覚え、
文字を読めなくても、そろそろだよ〜という空気をかもし出すと、
大きな声でニコニコしながら「ね、すてきでしょ!」と嬉しそう。
読み聞かせというより、一緒に読んでいる感じが楽しいです。
この作者の作風や絵が、娘の好みに合ったのか、この一冊をきっかけに、本屋さんでもこの方達のほかの作品を手にとって、
「これ読みたい」というようになりました。
シンプルにあたたかくデフォルメされていますが、動物や自然の生き物の姿をわかりやすくありのまま捉えているのが、きっと子供の目を引き寄せるのだと思います。
ぜひ一緒になって、声に出して楽しんでほしいです。