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うなぎのうーちゃん だいぼうけん」 みんなの声

うなぎのうーちゃん だいぼうけん 文:くろき まり
絵:すがい ひでかず
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2014年06月20日
ISBN:9784834081046
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,360
みんなの声 総数 9
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  • こんなに遠いところから

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    この絵本は、ウナギを食べ物としてでなく生き物としてその一生がどういうものなのか教えてくれるとても興味深い絵本でした。
    遠い南の海で卵からかえり、とっても小さな体で半年かけて日本の陸地の近くまでやってくるというところにまず驚きました。そして、1年たってもまだ鉛筆くらいの大きさというところにもびっくりでした。10年目に再び川から南の海へ向かって泳ぎだし、産まれた海で卵を産んで一生を終えるというウナギの一生を見て、なんだか、今までおいしいおいしいと食べててよかったんだろうかという気にもなってしまいました。
    食べ物としている生き物を生き物としての視点で見てみるってけっこう大事なことだなとこの本を読んで気づきました。

    投稿日:2018/10/04

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  • この“レプトセファルス”の姿、いいですね〜。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    “うなぎ”という生き物に俄然興味が湧いてくる1冊です。

    この作品は2015年夏の中学生向け課題図書「うなぎ一億年の謎を追う  (塚本勝巳:著)」と、(たぶん)タイアップして書かれているので、
    個人的には両方読むことをおススメします。
    物語風に描かれた世界ではありますが、どちらかというと科学的・生物学的な要素を多い作品なので、読み聞かせなら小学校4,5年生くらいから。ひとり読みなら小学校高学年以上がよいと思います。

    本の見返し部分には、うなぎの成長過程の呼び名と姿(サイズも)描かれているので、このシーンはどのくらいの大きさなのかな?とか、気になった人はぜひ、このページを開きながら読んでほしいなと思います。
    わたしは「うなぎ一億年の謎…」を先に読んだので、“レプトセファルス”の姿が絵に描くとこういう感じなのかぁ(笑)と、ひとりでウケてました。

    投稿日:2015/07/08

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  • うーちゃんと一緒にだいぼうけん

    7月に合いそうな絵本がないかなーと探していましたら、うなぎのうーちゃんの絵本を見つけてしまいました!
    7/28は土用の丑の日。丁度いいなと思い図書館で借りてみました。
    私は、うなぎを食べることは大好きですが、うなぎの生態に関しては全くの無知でしたので、
    絵本を通して、透明な卵→平たい体→しらすうなぎ→茶色→黒い体へと成長の過程を辿ること、
    体をくねらせながら岩を登ったり、田んぼへ移動できること、海で生まれ、川で10年過ごし、また海に帰る。
    何もかもが新鮮でした。
    リアルで美しいイラストにも癒されながら、うーちゃんと一緒にだいぼうけんを楽しむことができました。
    また、人間の勝手な都合で、年々うーちゃんたちの住処を奪ってしまっている。。そこは悲しいなと思いました。
    ゴミは決まった場所に捨てる、食器洗いの時は必要以上に洗剤を泡立てない。これからも徹底して気を付けていこうと思いました。

    投稿日:2021/07/18

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  •  うなぎの卵が発見されたのは、2009年!? 比較的身近なのに(気軽に食卓にのせるには、おサイフが苦しいけれど・・苦笑・・)こんなにうなぎのことが謎に包まれていたとは驚きでした。

     この絵本は、とても分かりやすくうなぎの生態について描かれています。海の深い紺色、そこに浮かぶたくさんの透明な卵は、命の神秘、海の神秘を感じさせてくれます。そこから、うなぎのうーちゃんの長い旅は始まります。日本の美しい四季や環境問題のことにもさりげなく触れられています。

     うーちゃんは最後、また長い旅をし、生まれた海に戻り、卵を産み 一生を終えます。卵から新しい命が生まれる予兆を感じさせて物語は終わりますが、新しい命の「パパは?」という疑問を子どもたちは感じるのでは?卵の受精について何らかの記述があれば・・と思いました。

    投稿日:2015/09/20

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  • うーちゃんの一生

    水生生物が大好きなので、表紙のかわいらしさにずっと気になっていた絵本です。

    我が家でウナギといえば、いつも楽しんでいるテレビ番組を思い浮かべます。
    ヘドロだらけの海岸にウナギを呼ぼうと、あれこれするのを見ていたので、生態にも興味はあったし、なによりうーちゃんが還った海が濁っていたというのが、まさに番組を連想させ身近に感じました。
    またうーちゃんが過ごす上流は、一時期住んだ山里とそっくりで、川遊びをして身体で知っている水を五感で思い浮かべました。
    そんなわけで、じっくり、二度続けて楽しみました。絵がよかった。

    うなぎって、こういう一生なのですね。改めて整然と頭に入ってきました。
    最初はあんな形をしていて、あんな小さいのですね。(母が熱心に読みふけっているので)横から覗きこんだ娘が、葉っぱみたいと言っていました。

    投稿日:2014/11/27

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  • 神秘的

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    小学一年生の息子が夢中になって読みました。
    生き物の本能というか神秘性についてだんだん気づいていている
    息子にとってはうなぎという身近な生き物までもが
    一生懸命に海から川に来て
    安心安全に過ごしているのに
    10年たってまた敵がおおく過酷な遠い遠い海に向かうという
    神秘に魅了されました。
    そして卵をうんで死んでいくのです。

    「なんでだろう」ということが多く子供にはいい刺激だったようです。
    大人にとっても不思議で楽しかったです

    投稿日:2014/09/08

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  • ウナギが海と川を行き来することは知っていたけれど、産地が色々に言われているので、誕生は川だと思っていた私です。
    これほどにインターナショナルな生き物だったということ、水の中だけではなく
    地面も通って行けるというワイルドな生き物だったということ、うなぎの素晴らしさに感動しました。

    投稿日:2014/08/06

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  • うなぎの壮大な人生

    うなぎが海で生まれ、川を上り、そしてまた海に帰っていく壮大な人生ストーリー。娘と一緒に読みながら、自分も感動してしまいました。
    作者はうなぎの研究をされている方だそうで、うなぎの生態がわかりやすくきちんと語られています。意外とあまり知られていないうなぎのことを、詳しく知ることができてよかったです。
    7歳の娘もこの物語をとても気に入ったようで、繰り返し読んで楽しんでいます。

    投稿日:2014/07/24

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  • ウナギの一生

    このお話は、一匹のウナギ、うーちゃんが生まれてから死んでいくまでのおお話を描いたものでした。うちの子は、ウナギが大海原を渡ってやってきて、また大海原を渡って生まれた場所で散乱して死んでいくというのに驚いて感動していました。

    投稿日:2014/07/14

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