うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
並び替え
8件見つかりました
表紙の、大きく描かれたうしの顔のドアップに惹かれて、手に取りました。 自分では働かず、黙々と働くうしの血をはらいっぱい吸って生きている蚊とハエ。うしがハエを尻尾で叩き落としたことを聞いた蚊は、「うしなんかなんでもない」と、あちこち刺しまわって、いい気になります。 うしの毛一本一本まで丁寧に描かれたイラストが、とても美しくて見惚れてしまいました。
投稿日:2021/09/02
ふだんは優しくておとなしいうしも、怒ると怖いと言うことでしょうか。 調子に乗りすぎると怖いと言うことでしょうか。 あれだけ大きなうしだから、蚊のような小虫に対しては無防備な場所がいっぱいです。 それでも尻尾の一撃は怖いのです。 直接関係がないけれど、冒頭のうしとひよこのやり取りも、うしの寛容さを表現していて好きなところです。
投稿日:2021/01/17
正直、読んだあと、すっきりしました。 あんなふうに生意気な蚊には 「いい気味」と思ってしまうぐらい。 あまりハエにもいい印象はありませんが、 この絵本では謙虚な感じが好ましく、 毎晩、寝ているときに蚊の音がすると 起きて蚊退治を夫婦でしている身としては 蚊の態度にますます蚊が嫌いになるぐらい(笑) 写実的だけれど、 ちょっとしたユーモアのある絵が とてもよかったです。
投稿日:2020/08/06
韓国のお話で 私がうまれるまえの寓話なんですね。 のどかな 農家の絵もすきですが、はえや 蚊の緻密に書かれた絵にみとれます。 蚊はあまりにも 傲慢になりすぎて ハエにさえ 偉そうにものをいってます。 蚊は、人間の血を吸って又、牛の血も吸って 生きているならば・・・・ もっと、謙虚にいきていたらかわいいけれども、こんな風に 悪態をついた蚊は、やっぱり好きにはなれませんね。 人間も、血をすわれると、殺してしまいますが、牛も、寛大でいたのに、あんまりばかにするので、牛も怒って おっぽで 殺してしまうのですね。 ハエは、蚊の姿を見て 我が身を考えたところが、よかったのだと思いました。 天狗になってはいけませんよと、教えられました。 牛のかわいい目 でも 蚊にさされて 赤くなってるね、繊細な絵が心に残りました。
投稿日:2009/11/17
韓国の絵本10選というシリーズのようです。 なかなかユニークな物語でした。ラストに思っていた通り、鼻持ちならない「蚊」が、あまりいい気になっていたため、ついに自滅してしまうところが、儒教の国のお話!って、感じがしました。 イ・オクベのイラストがとても凝っていて、素敵でした。 このお話では牛が、蚊やハエにとっては怖い存在のはずなのに、描かれているイラストの牛のつぶらな瞳が、とてもかわいくて、どちらかというと、私個人は牛サイドから物語を見てしまいました。 ハッキリしていて見やすい絵本なので、お話会でもお薦めできます。ただ、意外と文章が長いので、あまり低学年のお子さんでは飽きてしまうかもしれません。
投稿日:2009/11/10
一度した失敗を糧に謙虚なハエと、天狗になってどうしようもない蚊の話。 痛烈な風刺もこめられており、向こうの昔話なのかなぁと親しみを覚えつつ読みました。 身分社会など知らぬ娘は、単なる蚊とうしの対比として「ほんとに馬鹿だねぇ〜」と蚊にツッコミなんぞ入れておりました。 おもしろかったのが読んだ直後。 ブンブンブ〜ンと蚊が飛んできたので、スプレーをひとふき! すると絵に書いたようにポト〜ンと落ちてき、思わず「調子に乗るからやんねぇ」と絵本に重ね合わせて笑いあいました。 そんな風にも読み取ることができ、小さい子でも楽しめるかと思います。 ところで。とても細密に描かれた絵ですが、ハエに針ってあるんだ?!
投稿日:2008/11/14
韓国の代表的児童雑誌「オリニ(子供)」誌の1949年5月号に発表されたヒョン・ドンヨムの寓話に、イ・オクベが絵を描いた2003年の作品です。 登場するのは、牛と蚊と蝿。 毎日遊んで暮らしながら、黙々と働く牛の血を吸って生きる蚊と蝿ですが、牛のことを愚鈍だと馬鹿にしています。 ずにのった蚊は、いわずもがなの結果になるのですが、物語だけを読むとまるでイソップ童話のような錯覚を覚えてしまいました。 自分の身の程を知るという教訓がひしひしと伝わってくる作品です。 労働階級への風刺も込められているようですが、その精緻な絵を見るだけでも、価値ある絵本だと思います。
投稿日:2008/04/19
威勢良く相手を罵倒する蚊と、寡黙で冷静な牛。 体の大きさを考えなくても、どちらのほうが強いか分かります。 蚊にもう少し謙虚さや、思量深さがあれば、あんなことにはならなかったでしょう。 韓国の児童雑誌に1949年に発表された寓話だそうです。 牛を労働者を重ね合わせて、楽して暮らす蚊やハエを批判しているようです。 絵は、美しく細かい優しい線で描かれています。 ちいさな子どもでも楽しめると思います。
投稿日:2007/08/16
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索