鼻をほじっているという何とも衝撃的な表紙の絵本。
そして反対の手は、足と足の間に。
ヨシタケシンスケさんの絵本って、ホントに子どもをよく観察してあって、面白いですよね(^^)
うちの小学生の息子も、鼻をほじって鼻血ばかり出してます。
なので私も見つけたら注意してしまうのですが、もし「ウキウキビームが〜」なんて言い訳されたら、面白くてつい許してしまいそう!
爪噛みや貧乏ゆすりも、一応本人もダメなことだと分かってて、指摘されたらビクッとなって恥ずかしそうに言い訳してるところが可愛いです。
いわゆる男子あるあるの困った行動ばかりなのですが、そっかー、こういう理由があったんだ〜!と感心したり、驚いたり、呆れたり(笑)
絵本の中のお母さんは、「よくもまぁ、そんな理由を考え付くものね」という呆れ顔でしょうか。
でも、それで怒る気力が失せるというか、ハハッ!と笑い飛ばせるような、一種の余裕さえ生まれる気がします。
これって、意外と子育ての極意が描かれた絵本なのでは?!
お母さんも子どもからクセを指摘されて、怒るわけでもなく、上手く切り返してるところは、私も見習いたいと思いました。
最後、ちゃんと子どもの「大好き」で終わってるのもいいですね☆
裏表紙、鼻をほじったその後に、「やっぱり!」と笑ってしまいました(^^)