アフリカの大きな森で、あるあさ、ふたごのゴリラの赤ちゃんが生まれました。なまえはマパとパサです。
マパとパサは、おかあさんのおっぱいをいっぱいのんで、仲良く大きくなっていきました。パパは、とても大きくて、ちょっぴりこわくて、近づくことができませんでした。
マパとパサは、ある日、深い森までいってしまい、迷子になってしまいました。でも、ふたりで知恵を合わせ、おとうさんやおかあさんがしていたことを思い出し、なんとか頑張るのです。
小さくて、不安がいっぱいの子どものゴリラ、優しいおかあさん、そして、大きくて強いおとうさんの姿がよく表現されていると思いました。
そして、ふたごだから、できないこともあり、できることもあると教えてくれました。