「きをつけて 3」 みんなの声

「きをつけて」の考察３作目です。
今度は小さい船が主人公ですね。
もちろん、出航からスタート。
「きをつけて」の語りかけは同じなのですが、ん？誰に向かって？
そう、航海は自分の思いのままにならないのがポイント。
だから、周りに注意をお願いしているバージョンなのです。
「きをつけて」は、奥が深いです。
寂しくさせないように！？
なかなか鋭い指摘です。
ラストの言葉は、五味太郎さんならでは。
このフィナーレに、脱帽です。

このお話は、小さな小舟を太陽やほかの船が気遣って優しくしているお話でした。みんなに優しくされているのに気付いているのかいないのか、気にしていない感じで進んでいるのがかわいく見えていやされました！！うちのこも、この船かわいいねって言っていました。

「きをつけて」の３部作。１、２に続いて、３も読みました。
１ではトラック、２は飛行機でしたが、３は船。青い海と空が鮮やかで素敵でした。
ちいさなふねは、ほかの船を邪魔しないように、ぶつからないように「きをつけて」進みます。
大きな波が来たらゆらさないようにきをつけて。ふねも結構忙しくて大変だねと一緒に読んだ息子と話しながら読みました。